日本塩ソムリエ協会ブログ

例年より少し早い、夏の猛暑なみの天候が続いていますが・・・
お身体の体調を崩さないよう、ご自愛くださいね。

さて、「熱中症対策」ということで・・・
「予防」と「代表的な対策食材」をご紹介しましょう。

★失われる『水分』 と 『塩分』をこまめに補給。「のどが渇いた」と感じたことは、すでにかなりの水分不足。
1日1.5〜2リットル位の水分を摂取する気持ちで・・・

汗をかくと塩分も一緒に排出されるので、体内の塩分濃度を調整するために
体が水分を排出しようとします。ゆえに、体内の水分が不足してしまうのです。
もちろん、このときに 『健康にいい塩』 を使った食材や食品も補給するとよいでしょう。



★スイカ（Watermelon）
まず、最初に思い浮かべるのは、利尿作用。むくみや腎臓の妙薬とも言われ、高血圧、解熱作用、心臓病、尿道結石、二日酔いなどにも効能があるといわれています。スイカは90％が水分・10％が糖分という、大変みずみずしい食べ物です。その中には、様々な成分が含まれています。代表的な成分は、リコピン・カリウム・シトルリンと3つがあり、その他にもたくさんのビタミンやミネラルが豊富に含まれています。



★きゅうり（Cucumber）
高血圧予防・利尿作用・美肌作り・二日酔い防止に効果があります。
ビタミンＣ・カリウムの成分を含み、特にカリウムの成分が、利尿作用で体内のむくみやだるさを解消してくれます。ほかの野菜や果物と一緒に、酢和えにしていただくと 『夏バテ防止』にもなりますよね。



この度、ご紹介しますのは・・・『スイカと岩塩』 と 『きゅうりとリンゴの梅酢和え』です。

是非、食卓の献立にお役立てくださいね。


kumiko Tsuji 　 記