一般社団法人日本塩ソムリエ協会

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Q&A よくあるご質問 日本塩ソムリエ協会

日本塩ソムリエ協会に寄せられる「よくあるご質問」を掲載します。

一般社団法人日本塩ソムリエ協会はどのような団体ですか?
「塩」は、動物の生命にかかわる大切な食べ物であり、生命は海から誕生したことで知られています。
塩の元素は地球が誕生した時に既に宇宙に存在していた天然元素から構成されており、地球の誕生と共に出来た海から数十億年前の生命の誕生に由来しています。
このように生命にとって大切な「塩」について、まだ、一般にはほとんど知られていません。
一般社団法人塩ソムリエ協会は、世界の塩のフェアートレード、正しい塩の知識に関する啓蒙活動等を目的としています。
塩は取りすぎると体に良くないと言われますが・・・?
塩は高血圧や心筋梗塞の原因と言われ悪者扱いされていますが、減塩しすぎるために起きる「減塩病」が増えています。
塩は全ての命の源で、生命の起源は海から生まれ進化してきたものです。人体の体液は海水と似た成分であり、体液維持のための塩の正しい摂取は健康維持の為に欠かせません。
但し、精製塩は99%がNaclのため、体液バランスがくずれ、獲りすぎると高血圧などの体の不調を起こす心配があります。
塩は体の中でどのような働きをしていますか・・・?

①「胃で食べ物の消化を助けます」
②「小腸で栄養素の分解と吸収を助けます」
③「神経に働きかけ、刺激や命令を伝達する役割を担っています」
④「細胞を健康に保つ役目を果たします」
⑤「体の水分を一定に保つ役割」等があります。
詳しく知りたい方は、協会が主催する「塩検定」の受講をお勧めします。
最近注目されている「岩塩」について教えてください・・・?
岩塩は、濃度の高い湖である「塩湖」が、数億年の歳月をかけ干上がり、結晶となり、土や砂が積り積って出来上がりますが、日本には存在しません。
世界の塩生産の3分の2が「岩塩」です。世界的に有名な岩塩の生産地は「アンデス」「ヒマラヤ」が知られていますが世界各地に存在しています。
採掘される場所により成分や分子構造が異なる為に色々な色合いの岩塩があります。
塩は食品にどのように使われていますか・・・?
塩は食品の製造には欠かせない原料で、「食べ物の腐敗を防ぐ」「発酵を調整する働き」等を利用して、冷蔵・冷凍技術が無い時代の保存食には欠かせない物です。
現在は、「漬物」「練り製品」「発酵食品」「干物」「パンや麺類」等、殆どの食品の製造に貢献しています。食品ばかりでなく、ガラス、ゴムなどの工業製品にも多くの塩が使われています